2011/10/28 (Fri) 野球のドラフト

かなり話題になってますねぇ～

あらかじめ書きますが、僕は野球ファンではないので、どこが好きとかそう言うのはありません。


菅野智之選手が相思相愛で巨人というのが既定路線であり、
他球団は指名せず、抽選すら行われないだろう、と。

そこへ日本ハムの突然の1位指名。
すばらしいことだと思います。

浅い知識ですが、そもそもドラフトはいい選手が
有名チームに偏ってしまうのを防ぐためのシステムだと認識しています。

賛否両論いろいろあるようですが、
僕は今回の日ハムのとった行動はすばらしいと思います。

ドラフトという制度の是非は別として、現状そのシステムで運用されている以上、
なんら批判されることではないと思います。

あるところでは「空気が読めない」と批判されているようですが、
そもそも巨人が空気を読めていないのでは？と。
事前にそういう既定路線を作ってしまい、安心しきっていたのが悪い。
事前にもっと調査するなり、リスクマネージメントはいくらでもできたはず。
最終的に抽選な訳ですから、完全なリスク回避はできませんが、
想定はできたはず。
「抽選になるとは考えていなかった」って、、、ありえない。

行きたい球団に進ませてあげたい、という気持ちは当然わかります。
でもそれを言ったら、現行制度ではだめなわけですしね。

本人にも拒否権があるわけで、社会人野球に進んで2年後くらいに再挑戦ができるようですが。

でも2年後にも同じことが起きたらどうするのでしょうか？
いつまでも拒否し続けるのでしょうか？そしてできるのでしょうか？

斎藤佑樹と田中将大の差を見てもわかりますが、
少しでも早くプロになっておくのは大切なことだと思いますが。

昔の清原みたいに意中でなくてもいずれ意中の球団に！という感じで。
あるいはメジャーっていうこともあるでしょうし。

まあ、こればかりは本人の憧れの強さも関係することなので
他人が言うのは簡単ですけどね。

記事としてご家族の感想みたいなものも出てきています。
家庭内の愚痴としてとどめておく分にはかまいませんが、
公表するコメントとして発するのはどうかと感じる内容もあります。

理解はできるけど、
それをコメントとして言ってしまうのは、、、と感じます。

サッカー界にはない、野球界独自の制度、慣習があるので
正直理解できないことは多いですね。
プロとアマの交流がよろしくない、とか。
いろいろ問題があったから制限したんだとは思いますが、
もっと柔軟に運用を変えていった方がいいのではと感じます。

何はともあれ、日ハムが謝罪する必要は全くないと思いますね。
そして菅野くんにはがんばってもらいたいものです。