2010/06/25 (Fri) 日本代表、悲願達成！

ついにやりました！！
ノルマとは関係なく、真剣勝負で決勝トーナメント進出！！

正直、デンマークがしょぼかった気もします。
やはりまだ日本は格下に見られているため、試合開始早々も仕掛けてくることはありませんでした。

おそらくその方が日本はいやだったでしょう。
でも仕掛けてこなかったため、落ち着いて試合に入ることができたのが
よかったのだと思います。

前半のうちに、すばらしいＦＫ２本でリードを奪ったことで
相当落ち着けたと思います。

後半のＰＫを与えてしまったシーンは不必要でしたね。
長谷部はそれほどはっきりとしたファールというわけではありませんが、

デンマークにとって２点ビハインドの状況で、あのシーンは審判は取るでしょうね。
日本の悪い癖ですが、すべて自分の判断基準でジャッジする。
特に大久保はその傾向が強いですが、世界で戦っていくためには
審判の基準をいち早く理解して、状況に応じたプレーをすることも必要です。

そのＰＫも川島はよくとめました。
リフレクションの方向を誤ったため、トマソンに押し込まれましたが
よく見ていたと思います。
そのほかにもいいプレーが随所にありましたし。

顔つきもそうですが、雰囲気も、、、体格が大きくなった川口、って感じですね。
神がかりなセーブをするところも。
ついに次の世代のＧＫがでてきたかな。
年齢が２７歳なので決して若くはありませんが、まだまだしばらく第一線でできるでしょう。

よくサッカーでは２点差というのは危険な点差と言われます。
１点追いつかれると、追いつかれた方が浮き足立ち、追いついた方は勢いに乗る。

その通りにデンマークはパワープレーの連続でした。
試合後に岡田監督も言っていましたが、パワープレーは
中盤をすっ飛ばしてゴール前にあげられるので防ぎようがありません。
でも辛抱強く、よく対処しました。

こういう追い上げムードになった相手に対しては
得点を加えて、勢いに水を差すのが一番。
そしてそれが全くできてこなかったのが近代日本。

ところが終了間際であったとはいえ、追加点を加えて３対１としたことは
本当にすばらしかったと思います。

確かにあと一点取られて２対２になったとしても日本のベスト１６は決まります。
あるいは２対１で逃げ切っても同じです。

ベスト１６という結果でいえば、すべて最高の結果と言えるでしょう。
しかし、追加点を加えたことによって、
その中でもベスト・オブ・ベストと言える結果になりました。

代表メンバー発表から大会前の親善試合も含め、
多数の批判を浴びた岡田監督。
そのプレッシャーの中、本当に結果を残したことはすばらしいです。

もちろんベスト４を掲げている以上、まだ通過点でしかありませんが、
大半の日本人はベスト８に進んだら最高の結果、
仮にベスト１６止まりでも十分な結果だと思えるのではないでしょうか。
それだけ厳しい道のりを突破してきたんですから。

次の相手はパラグアイ。
これまた厳しい相手です。
でもＦ組２位のスロバキアは逆にどんなチームなのか
わかりにくいところもあるのかと思いますので、
明らかに強い、とわかっている相手の方が準備はしやすいかも知れません。

まずはしっかり休み、準備をして大一番に望んで欲しいです！！