2009/06/11 (Thu) ロナウド、レアルへ！

ついにこの日が来たか、という感じです。

クリスティアーノ・ロナウドのレアル・マドリードへの移籍。

ユナイテッドの公式HPでも書かれていますが、
本人の意向とレアルからのオファーにより、ユナイテッドは
両者間の話し合いを許可したようです。

移籍金は128億円！
移籍バブル時代のジネディーヌ・ジダンを抜いての史上最高額ですね。
この世界不況の中での128億円はジダンのときとは比べものにならない金額です。

つい先頃、ミランからレアルにカカの移籍が決まったばかりでしたが、
これでレアルはビッグネーム二人獲得です。
まだ正式に決まったわけではありませんが、まあ確実でしょう。

ユナイテッドらしいと言えば、ユナイテッドらしいですね。
少なからず不満を抱いている選手の場合、売れる時に高く売る。
ベッカムしかり。

一見、非情にも見えますが、本人が望んでのことだから良いのではないでしょうか。
それにこのご時世での128億円はとてつもない魅力ですしね。
私見ですが、正直ロナウドと128億円、どちらに価値があるかと言われれば当然128億円でしょう。
70～80億円程度だったら、ロナウドの方が価値がありますけど。

でもよほどほしかったのでしょう。
カカが89億円でしたからね。
40億円以上、上回っています。
総合的にいって、カカの方が価値があると思いますが。
人間的にも。

ファーガソンはじめ、ユナイテッドのフロントは笑いが止まらないことでしょう。
ここで引き留めて、来年、再来年にしたところで金額はおそらく128億以下でしょうからね。
去年、いったん引き留めたのも価値を上げるためだったとも考えられます。
レアルの会長選のことも考慮の上で。

レアルではユナイテッドでのようなワンマンプレーは出来ないでしょうね。
ユナイテッドではファーガソンが守ってくれていましたが、
レアルではそうはいかないでしょう。

サポーターもカカの移籍は望んでいたかもしれませんが
ロナウドの移籍は望んでいなかったでしょう。
対価に見合うものとは思っていないはずです。
よほどの結果を残さない限り、信頼は得られないでしょうね。
人間的な成長が必要不可欠かと。

まあ、これでおそらくフランス・リヨンのカリム・ベンゼマを獲りに行くでしょう。
前線のバランスは良くなりそうですね。

また、このお金でテベスを完全移籍で獲ることをサポーターは望んでいるでしょう。
その余裕は出来たのではないでしょうか。

果たして、どのようになるか、楽しみです。