2006/12/28 (Thu) リーグ首位で年越し！

イングランドプレミアリーグは例年の通り、この時期は１０日で４試合という超ハードスケジュール。

通常の週末に加え、１２月２６日は「BOXING DAY」と言われる祝日です。

これはクリスマスも仕事をしなければならなかった召使いの人たちにその翌日である１２月２６日に家族と過ごさせるための休日なのだそうです。そして主人が箱(Box)に贈り物を入れて召使いに配ったことから「BOXING DAY」。けっしてスポーツのボクシングとは関係ありません。

そしてイングランドではこの日はスケジュールがどうであれ、必ず試合をする習わしとなっています。

極端な話、レギュラーのスケジュールでは週末に試合を行います。そして２６日が月曜日だった場合、中一日(土曜日に試合の場合)、あるいは連日(日曜日に試合の場合)の試合となります。まさに地獄のスケジュール。まあ、連日というのは避けるようにスケジュールしてあるかも知れませんが、中一日は確実にあり得ます。

いわゆる主要なリーグはこの時期、ウィンターブレイクにはいるのですが、イングランドは関係ありません。むしろ試合が詰め込まれています。だから他国のリーグの選手は休めているのにイングランドの選手は疲れが溜まる。その影響がチャンピオンズリーグとかに出てくるわけです。そんななかでも勝ち進んでいくチームもあるわけですから、すごいもんです。

このBOXING DAYでの試合は、マンチェスターＵは３対１、チェルシーは２対１で勝っていたのに守備のミスでオウンゴールが入ってしまい２対２となったそうです。

この結果、勝ち点を４に広げることが出来ました。まだ３０日に試合がありますが、少なくとも首位での年越しは確実となりました。

１２月３０日に試合をしたら、次は１月１日。１２月２３日に試合をしてBOXING DAYを迎えたわけですから、ハードスケジュールがご理解いただけるかと。死にそうですねぇ～。