2007/04/30 (Mon) プレミアの覇権、、、近づく

さて、土曜日には同時間帯にマンチェスターＵの試合とチェルシーの試合が行われました。

今節開始時点で勝ち点差は3。
チェルシーが躓くことがあまり期待できないため、直接対決以外でマンチェスターＵが負け、あるいは引き分けることは許されません。

そんな中、マンチェスターＵはエバートンと対戦。
エバートンはウェイン・ルーニーの前所属クラブ。

当然ルーニーにはブーイングが浴びせられますが、その程度で動揺する選手ではありません。
この試合はクリスティアーノ・ロナウドをベンチスタートにしました。
出来ることなら休ませたいということ。

前半開始早々の12分に1点先取されてしまいました。
いまのユナイテッドはディフェンスラインに故障者続出。
はっきり言って、失点0で抑えられる状態ではありません。
ですから１点は覚悟しなければいけないので、まあよしとしましょう。

ところが、、、これまた後半開始早々の５分に追加点を許してしまいました。
２点はさすがにいたい、、、

この時点ですぐにでもクリスティアーノ・ロナウド投入かと思ったのですが、
ファーガソンは動かず。

そのまま試合は進みましたが、後半１６分にオシェイがついに１点返しました。
その途端にファーガソン、動く！！

後半１８分、残り３０分弱というところで、
ついにクリスティアーノ・ロナウドが出てきました。

ここからがユナイテッド劇場。

コーナーキックからクリスティアーノ・ロナウドがヘディングで合わせたところは
阻まれたのですが、そのこぼれ球をクリアしようとしたエバートンのフィリップ・ネビルが
クリアミスでオウンゴール！

これで見事に同点！

しかしチェルシーのことを考えると、引き分けはまずい。
絶対に勝たないと、、、

そして後半３４分。
ルーニーが追加点。
これは本当に落ち着いたルーニーらしいゴールでした。
豪快なシュートではありません。
インサイドでコースを狙って流し込んだのですが、
キーパーとＤＦが迫ってくるところを狭い隙間を狙って、、、

本当にルーニーのプレーはため息が出ます。

これであとは耐えればいい！と言う状況で、
解説者も言っていましたが、ベテランを入れて落ち着かせるならわかります。
しかしファーガソンはプレミア初登場の１９歳、イーグルスを投入しました。
百戦錬磨の人の考えることはわかりません。

ところがその采配が見事に的中。
ロスタイムにそのイーグルスが落ち着いたプレーでゴール！

結果的に４対２。
現状の戦力を考えると妥当な結果ではないでしょうか。
２失点は仕方がないです。
それを上回る得点を取っていくしかないのが現状。
それが出来るのが今のユナイテッド。

本当はクリスティアーノ・ロナウドとかを
じっくり休ませられれば一番よかったのですがね。

なんとか勝ち点3を上積み。

チェルシーは順当に、、、と思ったのですがなんと！
ホームで２対２の引き分け。
勝ち点の上積みは１．

つまり、、、勝ち点差は５に開きました。
でも直接対決以外で負けが許されない状況は変わりません。
１試合だけ引き分けが許される状況になっただけで。

プレミアも残り３試合。
次節はマンチェスターダービー、対マンチェスターＣ戦です。
その次が大一番、対チェルシー戦。
そして最後が降格圏にいるウェストハム。

それぞれ非常にやりづらい試合です。
でも１勝１敗１分けで優勝決定です。
チェルシーが全勝すれば勝ち点では並びますが
得失点差で圧倒的にユナイテッドが有利なので。
つまり２敗以上しなければいいわけです。

02-03シーズンから遠ざかっているプレミアの覇権。
絶対にとらなければいけません！
着々と覇権が近づいてきています、、、