2012/04/09 (Mon) プレミアとリーガ

かなり優位に立った、マンチェスター・ユナイテッド。
今節終了時のリーグに数値を見て思いました。

プレミアもリーガもともに３２節終了。

今時点で首位の勝ち点はユナイテッド、レアルともに７９。

２位までは首位争いって事でよしとしても問題は３位以降。

プレミアの３位は勝ち点６１でアーセナル。
リーガの３位は勝ち点４９でバレンシア。

つまりリーガは首位と３位で勝ち点差が３０もあることになる。
勝ち点差３０の中にプレミアでは何チームが入るか?

勝ち点５６のニューカッスルが６位。７位はエバートンで４４。

つまりリーガで２チームしかいない勝ち点差の中にプレミアでは６チームが存在する。
はっきりいって、３位以下のレベルが格段に低い。

今シーズンのヨーロッパではたしかにプレミア勢はふがいないし、
スペイン勢が台頭しているように見える。

しかし、スペイン勢の場合、はっきりいってリーガでのモチベーションは大いに低いと言わざるを得ない。
３位を目指すチームばかりなんですからね。
端から優勝なんてあきらめてる。
だからヨーロッパでの大会でのモチベーションが高い。

一方プレミア勢は優勝を狙えるチームが５～６チームは存在する。
その中でしのぎ合いながら、ヨーロッパでも戦うのとはつらさが全然違う。

ELでユナイテッドをビルバオが撃破したことで、スペイン勢の強さを強調している人がいますが
全然理解していないんだなぁ～と思いますね。
たしかにビルバオは強いとは思いますが、それがスペイン勢の強さとは言いがたい。

競合と呼ばれるチームが多い中でレアルと同じ勝ち点を稼いでいるユナイテッドは
たいしたものだと思いますね。
得点数ではまったく歯が立ちませんが、それもレベルの劣るチームを相手に稼いでいるわけですから
なんともいえません。
得点は及びませんが、失点数はユナイテッドとレアルは同じ２７です。
（リーガはバルサが２３で最少失点です）

ここを比較してもユナイテッドはすばらしい、といえると思います。

ただ、リーガの状態には批判的ですが、レアルとバルサの強さは本物ですからね。

CLの決勝はおそらくレアル対バルサになるのではないかと思いますが、
準決勝は楽しみです。

レアル対バイエルン、バルサ対チェルシー。
決勝の舞台がバイエルンの本拠地、アリアンツアレーナらしいので、
バイエルンの意気込みは大きいでしょう。

チェルシーも確か2009年に同じ準決勝でバルサにやられていますからね。
アウェイゴールで。たしか疑惑のゴールだった記憶があるので、
相当チェルシーの方は遺恨を残していると思います。

そういう意味で決勝カードはまったく逆になる可能性もありますが、、、

いまとなってはCLはユナイテッドにとって関係ないので、
プレミア制覇が唯一無二のタイトル。
是が非でも勝ち取ってもらいたい！！